お知らせ

公益財団法人JKA競輪補助事業完了のお知らせ

2023/08/17

この度、2023年度の公益財団法人JKA様より競輪の補助事業を受けて、下記の事業を完了いたしましたのでご報告いたします。
本事業の実施により、入居者様に安心してご入浴いただき、安全に入浴介護が提供できる環境を整えさせていただきました。ここに事業完了のご報告を申し上げますとともに、公益財団法人JKA様をはじめ、協力を賜りました関係者の皆様に御礼申し上げます。

補助事業名 : 2023年度 福祉機器の整備 競輪補助事業
事業内容  : 福祉機器(特殊浴槽)の整備                                     競輪とオートレースの補助事業 jka
補助金額  : 3,637,500円
総事業費  : 4,850,000円
実施場所  : 特別養護老人ホーム古川親水苑 3Fフロア
完了年月日 : 2023年6月22日

公益財団法人JKA補助事業について

補助事業番号:2023M-050
補助事業名 :2023年度 福祉機器の整備 競輪補助事業
補助事業者名:社会福祉法人東京優貴会

【 補助事業の概要 】
(1) 事業の目的
〈入居者の生活環境の向上〉
・専用の担架ストレッチャーを使用することで移乗回数を減少させ、安全で安心して入浴することができる。
・個浴の為、プライバシーに配慮した環境での入浴を提供できる。
〈介護職員の労働環境の向上〉
・移乗回数の減少により無理な姿勢での介助が減ることにより、身体的負担の軽減及び安全な入浴介助の提供が可能になる。
・身体を起こすことが難しい入居者には2名体制での介護が必要で会ったが、特殊浴槽の導入により1名体制で安全な入浴介護が提供できる。

(2) 事業内容
・今回導入する特殊浴槽を使用して脱衣所で担架に移乗後、入浴装置横まで移動し寝台浴本体にドッキング、リモコンを操作しながら浴槽に昇降しながら湯船に肩まで浸かることができる。ベッドから浴槽までの移乗回数を減らせる為、入居者は安心して入浴することができ、介護者は移乗介護による腰への負担軽減と、移乗回数の減少による精神的負担が軽減される。また、施設内で感染者が発生した場合には、他の階への移動が制限されるため入浴することが出来ませんでしたが、特殊浴槽が導入されれば安心して入浴することができる。

【導入前】                         【導入後】

導入前       導入後

【 予想される事業実施効果 】
・身体を起こすことが難しい入居者15名が、安全・安心な状況で週2回の入浴が可能となります。感染症(疑い含)発生時、他の階への移動が制限されてもフロア単位での入浴が可能となります。

【 補助事業に係る成果物 】
本事業に係る印刷物等
・広報誌第19号に掲載

・古川親水苑ホームページ“お知らせ”欄、2023/6/23「機械式浴槽導入のお知らせ!詳細はコチラ⇒PDF」に掲載

・施設職員向けに、タイムカード打刻機に「機械浴槽導入」のポスターを掲示

【 事業内容についての問合せ先 】
団体名 :社会福祉法人東京優貴会
住 所 :東京都江戸川区江戸川五丁目4番2
代表者 :理事長 森山 貴
担当者 :施設長 髙井 豊
TEL  :03-5667-1211
Email  :tokyo-fy-info@t-yuukikai.or.jp
URL  :http://t-yuukikai.or.jp

【 自己評価 】
特殊浴槽評価委員会
開催日時 :令和5年8月16日 15:00~15:20
参加者  :統括責任者(施設長)・副施設長
介護部責任者(主任)・介護部業務担当者(副主任)
設備管理担当者・事務員  計6名

〈 利用者評価 〉
これまでは他の階へ移動しての入浴となっていたが、特殊浴槽が導入されたことで他の階へ移動することなく、プライベートが配慮された環境の中、安心して入浴ができることをとても喜ばれていた。
他の階へ移動することに対する負担もあったのだと実感した。

〈 職員評価 〉
① 業務効率の向上
・他の階への移動がなくなったことによる時間の短縮
・通常2人体制で行う対象者であっても、1人体制での入浴が可能になる
② 介護者の身体的負担の減少
・移乗回数が減ることで、安全な入浴介護が提供でき、介護職の腰への負担が軽減される
・電動ストレッチャーで肩まで湯に浸かることが出来るため、転倒リスクが減少する

※ 何よりも、入居者に喜んでいただけたことが一番の導入の成果だと思われます。

令和5年8月17日
社会福祉法人東京優貴会
理事長 森山貴